健全なコーポレート・ガバナンスは、ビジネスのグローバル化に伴い、信用力を築きながら企業の持続的な成長と企業価値の向上を目指す上で必要不可欠である。また、経営権の明確化は価値判断と基準策定と
いった企業統治に有益である。世界では様々な方法で監督する統治体制が幅広くとられている。

 日本では近年、コーポレート・ガバナンスとスチュワードシップの改革が、競争力と収益性向上を目的と
して構造的また文化的変容をもたらしている。独りよがりの経営とガバナンスの弱体化を招いていた株式の
持ち合いや取引関係を解消すべく、新たな努力がなされている。企業統治指針（コーポレートガバナンス・
コード）の改訂が進められ、今春には改訂案の発行が差し迫っている。改訂案では、独立社外取締役を３分の１以上に高めるなど、変化に圧力がかかる。

 フィナンシャル・タイムズは、ファーウェイ社の協賛により、ビジネスリーダー、株主、投資家、政府機関やメディア、学界の皆様に向けて、本ウェビナーを開催いたします。日本のガバナンス改革、企業文化、
競争力、成長力向上への挑戦に焦点を当て、議論します。

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